恋の忘れ物 ~先生と私の追憶~
「んふふふ~♪
聞きたいのぅ?」


「「え…」」

私は小島さんと顔を見合わせたが、思っている事は一緒で。

だいぶ酔ってるし~。


「実は明日ぁ~、
うちで夜からの結婚式一件入ってるでしょ~?」

「うん、ありますけど?」

「あたしぃ、それ呼ばれてるのぉ♪」


「…何故そんなに喜ぶ?」

小島さんが言いながらワインボトルの最後のワインを注ぐ。


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