メガネくんと私2

「あっ…!」


私と雪乃が里沙ちゃんを眺めていたら、バチっと目が合ってしまった。


「おはよう!
高瀬さん、足立さん!!」

にっこり笑って挨拶をしてくれた。


「「おはよう!小川さん。」」

私たちも挨拶に応えると、里沙ちゃんは『う〜ん…』と、眉間にシワをよせてこっちに近づいてきた。


「あのさぁ、私のこと里沙って呼んで?せっかく同じクラスになれたんだし堅苦しいの苦手だから。」


里沙ちゃんはそう言って再び可愛い笑顔を見せた。






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