旦那様は社長 *②巻*
「でも……」


本当に社長の威厳を損なわない?




本当は妻が秘書を務めることも、この会社では禁止されているんだと会長から聞いてる。



そんなあたしが今も社長秘書でいられるのは……



全て社長の力によるもの。



あたしの知らないところで、重役会議の議題に取り上げられるところまで……あたしの社長秘書続投は大きな問題になったらしい。




もちろんそんなこと


社長は何も教えてはくれないんだけど。



あたしは有能な秘書だと、半ば強引に重役たちを説得させたと聞いた。




このことをあたしが知っているなんて、きっと社長は気づいていない。



でもあたしは真実を聞いて、嬉しい反面、拭いきれない不安も生まれた。


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