旦那様は社長 *②巻*
「……可愛い?」


社長の片方の眉がピクリと動く。


そしてそのままゆっくり立ち上がり……



ゆっくりこちらへ歩いて来た。



……やばいんじゃない?

逃げた方がいんじゃない……?



頭の中のあたしが囁く。



「ね、ねぇ…スイッチ……入ってない…よね?」


今の社長の表情からは何も読みとれない。


ただ無言であたしに向かってくる。



ドキドキドキーー…



心拍数が一気に上がってきて。


普通ならあたしもここで逃げ出すはずなのに……





ーーおかしい。


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