アシタのナミダ Tears Of Tomorrow.
当時の私は、ワカマ君のように小説家を目指す文学部の学生だった。





レポートやゼミの毎日で恋人を作るヒマもなかった。





そんな時、一人の女性と知り合った。





彼女は同じゼミの学生で、アイドルのような存在だったんだ。





席が隣になって緊張したのを思い出すよ。





それでも会話するうちにお互いの趣味が似ていることに気付いたんだ。





映画、音楽、本、二人の好きな物が見付かるたびに距離が近付いていった。









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