鬼の花嫁

「しかし、それは・・・」

「大勢の犠牲者と娘一人の命とでは考えず とも答えはわかるはず。」

「うむ………だがそれは最悪な事態に
 なったときじゃ。」


甘いな…三武郎はため息をついた。


「最悪な事態が起こってからでは遅い。
早く策を考えねば大勢の村人が死ぬ。」

「むぅ………」


「俺にいい案がある。」









しばらく2人は話しあい
三武郎が長老の家を出たのは
みんなが解散した2時間後だった。



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