ラズベリー
半泣きのあたしは
あたしにせめられて
傷心状態の美佳に
取り繕う言葉も
見つからずに
走って屋上まで行った。


走ってる途中に
美佳に呼ばれた気がした
けれど振り返らずに
走った。


屋上に着いた途端
我慢していた涙が
溢れた−−−…


「うっ…うわぁぁぁんっ!!!」


あたしは一目を
気にすることなく
大声をあげて泣いた。

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