俺様執事に全てを奪われて

「え…あ、うん」

「おい…なんだ、その曖昧な返事は！」

元が目を開けると、わたしの上に乗った

「俺の女だろ？」

「え…っと、まあ」

そうはっきりと言われると…返事に困るんだよ

…てか、恥ずかしくなるんだよ

わたしは元から視線を外した

「乙葉、俺で遊んでいるのか？」

「遊んでなど…」

「なら、はっきり言えよ
俺が好きだって
俺が欲しいって
俺だけだって言えよ」

「い…言えるわけないだろ！
…てか、もう無理だって言ったのはどっちだよ」

「確かに下半身は限界だ
だが…俺には指ってのがあるんだよ」

元がにやりと微笑むと、右手をわたしに見せてきた

「入れていい？」

「ちょ…待って
言うから…んんぅ」

元はわたしの言葉など聞かずに、指で私の身体に快感を与え始めた

わたしは元の腕を掴むと、ぎゅっと力を入れた