僕らのベリーソルジャー
「………俺は、あんまりそーゆー事に詳しくはないから、生まれる前の記憶を持ってる子供がいるらしいってのを、何かで読んだか聞いたかしたぐらいだし、その記憶がどれだけ前まで正確であるのかなんて事は、わからない。」


でも、と一悟は続けた。


「今、天馬が話してくれた事は、天馬にとっての真実なんだろ?

心を切り裂かれるような思いをして、またその時の辛い気持ちを追体験してまで俺に話してくれた、お前にとってのまぎれもない、ちゃんと存在している過去の記憶なんだろ?

…だったら、俺にはそれを疑う理由なんてないし、ましてやそれを笑うなんて、論外だ。」
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