僕らのベリーソルジャー
『……散々ラブシーンみたいな会話繰り返しておいて、最後がそれ?……聴いてる方が恥ずかしいよ。』


ブレスから、直接聞こえる桃太の声。


さっき天馬が眠っている間に教えてもらった骨伝導モードだと、自分にだけ通信が聞こえる利便性がある。


「…桃太。約束どおり、記録は捨てろよ。そして、お前も忘れろ。」


こちらは口に出して話さないと、音声をマイクに拾ってもらえない。


傍から見るとひとりごとを言ってる、危ない奴だな。


ふと、そう思い一悟は小さく苦笑した。


『了解。……天馬が帰ったら、一悟もこっちへ来てくれる?』
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