俺たちの反抗
このままではヤバイ。

計画が失敗になる。

俺らは完全勝利をしなければならないのだ。

「くそ!!」

斉藤が怒りをあらわにする。

どうすればいいのか。

警察、学校側、俺たち、お互い決して譲れない闘いだ。

その時、

「お前たち、よ~く聞け。今から、君たちの親が話す!」

警官の隣には俺の母。

まさかと思った。

だが、何度見ても、それは俺の母だ。

悲しみと、なぜっ・・・・という気持ちが交錯する。

「きついなあ」

クボタが言った。

そう、俺にとって一番きつい攻撃だ。
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