俺たちの反抗
「楽しくなりそうだな」

俺は言った。

「ハハハハハ」

斉藤が笑う。

「当たり前だろ」

クボタが不気味に言う。

三人が一つになった。

「リスクもあるぞ。なんせ学校に歯向かうんだ」

斉藤がクボタに言う。

「バカにしてんの?んなの分かってるよ」

クボタが目をギラギラさせ答えた。

まるで死ぬ覚悟が決まったような、そんなイカレテしまった雰囲気だ。

「ありがとう。だが、人数は多ければ多いほうがいい。なんせ学校相手だ。仲間をできるだけ集めてくれ」

斉藤はそう喋った。
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