恋するキモチ
横を向いた瞬間
七瀬の唇が
寝ていた松坂の
頬に当たった


違う!違うよ!
事故だから
私、キスなんて
してないから!!


半狂乱の私が
それから取った行動は
自分でもパニックになっていて
あまり覚えていない。

でも、寝いてる松坂先生をたたき起こして
車から出し
自宅へ向かわせたことは覚えてる…。


「マジで…」
松坂が自宅に入っていくのを見届け、七瀬はハンドルに頭をつけた。
< 128 / 267 >

この作品をシェア

pagetop