恋するキモチ
キーンコーン
カーンコーン

4時間目の終わるチャイムが鳴る。
俺のそわそわ度は高まる。

コンビニ弁当をかきこんだ後、俺の足は英語教科控え室に向かう。


会いたい。

ただそれだけ。



「七瀬先生?」
ガラ…

あれ?
誰もいないじゃん。

今日はどこ行ったんだろ。

職員室にも、もちろんいないし。

職員室を覗いた俺が戻ろうとした時、松先と会ってしまった。
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