聖花学園~花よ咲き誇れ~2
「え!? 何? る、流依!?」

「その足だと歩きづらいだろ? 手当てしなきゃないし、運んでやるよ」


 運んでって、このままぁ!?


「で、でも……重くない?」

 重いと言われたいわけじゃないけど、聞かずにはいられない。

「そりゃあ、多少は重いけど予想してたほどじゃない」


 …………どれくらいの重さ予想してたんだろ……?


 複雑な心境でそんな風に考えていると、流依は続けて言った。

「でも安定しないな……。小都子、俺の首に腕を回してちゃんと掴まっていろ」

「えぇ!?」


 そんなの恥ずかしすぎる。

 ここからコテージに行くなら庭も通らなくちゃならない。

 ってことは片づけをしている皆にも見られちゃう!

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