ラブ・ウイルス
親御さんに連絡は入れた方が良いよね。
なんて考えていた矢先。
「そいつ、男なんだよな?」
いつもより低めの尚の声が耳に響いた。
「え、そうだけど?中学生らしいけど」
そういえば、翔は何年生なんだろう?
結局、聞けてないし。
今日帰ったら聞い―…
「ふざけんなよ!頭おかしいんじゃねぇ?」
「どうしたの、急に?尚らしく―」
“ない”その二文字は、
「とにかく、俺は認めないからな」
尚の言葉によって消された。