☆ピュア姫と腹黒王子★
「きゃーーっ!」
……。
何コレ。
このジェットコースターかっなり怖かったんですけど!
「るーちゃん、楽しかったねえ?」
「……あ……あぁ」
乗る前はもう死ぬような顔つきだったのに、今はケロリと戻っている。
「…くすっ…なんだかるーちゃん顔色悪いねぇ?」
にやりと意地悪く彼女は笑う。
「もしかして、苦手…とかっ!?」
……こいつ。
俺で遊んでるな?
確かにジェットコースターは苦手だ。
乗るまでにたくさん待たなきゃいけないし。
背中はかなりぞくぞくするし。
「さーくらっ。あれ、行こうか?」
「…あれ?」
指差した方向を見ると、桜の顔が青ざめていくのがわかった。