硝子の靴 ~夜帝の紅い薔薇~少女A~
目を閉じた日和は、

沈黙の空間を感じていた…



しばらくして、


日和の足元からベッドが振動するのを感じた。

それは、次第に足元から上へと、

龍星が、
自分の体を覆う様に
上体へと上がってきているのを感じた。


そして、


「!!!」


四ツ這いになった龍星の足が、
日和の両足の間に
入ってきたのを感じ、


目を閉じている日和は、
更に

力いっぱいに目を瞑る。


龍星の足は、
徐々に
日和の両足を開き、


日和は、

全身に力が入り、

力いっぱいに目を瞑り、
唇を噛み締めるのであった。


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