恋へ愛へ嘘へ罪へ闇へ
もう後戻りは出来ない。



この先は、



真っ暗で



何も



見えないかもしれない。



でも、



あたしは



『ごめんなさい……』



夫との



別れを決めた。



『どうして…どうして…だょ…』



夫の腕の中で、



『本当に…ごめんなさい…』



あたしは



ただ、ひたすら、



謝っていた。



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