ゆるゆる恋愛事情


こ、こ、こ……


「…ん……」


「…………」


「どー、む……」


一気に顔が暑くなった…


えっと、どうしよう…


勇気くんもさ、もう25だし…
そりゃ、ね…


「あ、の、ちゃうねん…最近はね、ご無沙汰やねんけど…」


ヤメテクレ…
ご無沙汰とかリアルだよ勇気くん…


「昔のやんか、部屋とか彼女と別れてから片付けて無いし…」


「う、うん…」


「………こんなん見るん初めて?」


「んなっ…!」


「顔真っ赤やで、ほんまに」


せ、せくはらだよ…!


私は慌てて両手で頬を隠した。


「あかんな、保健の授業とかで見せへんの?あげようか?」


「いいいいいらないよ!ばかっ!」


何言ってんのあほ〜!
せくはら教師だ!


「ふはっ」


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