愛ノアイサツ
スーツを着ている城田さんは少し雰囲気が変わる。びしっときめてる大人の男って感じがして、たまに気後れしちゃう。だから私は私服の城田さんのほうが好き。だってスーツ着てる城田さんかっこよすぎるんだもん。
「・・・あの、今日は城田さんに渡したい物があるんです。」
照れた顔をごまかすように立ち上がると、机の引き出しにしまっておいた箱を取り出す。なんか緊張しちゃう。
「その、今日誕生日ですよね・・・?」
そういいながら小さな四角い箱を城田さんの前に差し出した。城田さんがびっくりした顔でそのかわいくラッピングされた小さな箱を凝視している。
「なんで・・・」
「看護師さんが教えてくれたんです。あの、全然たいしたものじゃないんですけど・・・」
城田さんが私の手からそっとその箱を受け取った。
「開けてもいい?」
「はい。」
ゆっくりと紐解き包みを外す。出てきた箱を開くと、そこにはペンダントが入っていた。
「これ・・・」
やっぱりびっくりした顔で私を見る。
「あの、私の父の会社で作ってるものなんです。ブランドのものだって聞いたんですけど、正直私にはよく分からなくて・・・カタログを見て城田さんに似合いそうなものを選んだんですけど、お気に召しませんでしたか?」
「・・・あの、今日は城田さんに渡したい物があるんです。」
照れた顔をごまかすように立ち上がると、机の引き出しにしまっておいた箱を取り出す。なんか緊張しちゃう。
「その、今日誕生日ですよね・・・?」
そういいながら小さな四角い箱を城田さんの前に差し出した。城田さんがびっくりした顔でそのかわいくラッピングされた小さな箱を凝視している。
「なんで・・・」
「看護師さんが教えてくれたんです。あの、全然たいしたものじゃないんですけど・・・」
城田さんが私の手からそっとその箱を受け取った。
「開けてもいい?」
「はい。」
ゆっくりと紐解き包みを外す。出てきた箱を開くと、そこにはペンダントが入っていた。
「これ・・・」
やっぱりびっくりした顔で私を見る。
「あの、私の父の会社で作ってるものなんです。ブランドのものだって聞いたんですけど、正直私にはよく分からなくて・・・カタログを見て城田さんに似合いそうなものを選んだんですけど、お気に召しませんでしたか?」