chance
待ち合わせ場所へ行くと、既にヒロが待っていた

遠目から見ても
やっぱり男前で、キラキラ光って見える


このまま
眺めてるだけでも満足ですゼッ……


ふと時計を見ると
15分も眺めていた


おぉっとイケねぇ
眺め過ぎましたゼッ…


私『ごめんなさ~い』

慌てて走って行くと

ヒロ『走ったら危ないよ!転ぶぞ』の“ぞ”の時には既に激しく転んでいた……


イッテェ……


ヒロ『だ…大丈夫?』

ヒロの声がして上を見ると、かなり引きつった顔のヒロがいた


私『ごめんなさい…私ったらおっちょこちょい』

ヒロ『怪我はない?…』

私『うん…大丈夫!行こっ!』


立ち上がってヒロを見ると、鼻の穴がヒコヒコしてやがる


笑いたてぇのか?

我慢すんじゃねぇーよ!

前を歩くヒロの肩が
小刻みに震えてやがった

めちゃくちゃ笑ってるじゃねぇか!


これがヒロじゃなかったら、後ろから跳び蹴りしてる所だゼッ!





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