偽装☆ROMANCE [中編]
「そんなはずないじゃん!」
と、ブランコに座ってる綺良を抱きしめた。
「ちょっと…暁名くん//!?」
慌ててもがいてるけど離してあげない。
「…綺良、俺は馬鹿だけど、自分の好きな人くらい分かるよ。」
大人しくなる綺良。
「俺は、他の誰でもなく綺良が好きだ。もうずっと前からね?…さっきのは、俺の友達が話してただけ。」
「…ほんとに?」
「ほんとだよ!心臓ドキドキすんのも、全部投げ出して探そうとすんのも、綺良にだけだから!
…綺良こそ、こんな馬鹿でいいわけ?」
今まで『呆れた』って離れていく女を何とも思ったことはなかった。
でも綺良にだけは。
離れていってほしくない。
すると綺良は、俺の背中に手を伸ばしてぎゅっと抱きしめると
「馬鹿なところも、好きだよ?」
って真っ赤な顔で耳元で囁かれた。