だから…惚れてるんだってば!! 俺と先生の恋愛事情
所々に燈る街灯が、ボンヤリ照らす月明かりみたいで。


心強く…時に寂しく。


アパートに着いて、タオルを渡して直に風呂に行く様に促した。


少しして、俺も脱衣所で服を脱いだ。


直が一人、シャワーの下で泣いてる気がして。


抱きしめてやりたくて。


温めてやりたくて。

ガチャッ


コンビニの時みたく、目を赤くしていた。


「やっぱ…泣いてた。」


脆く壊れそうな直を抱きしめた。


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