世界の説明書
「あのおっさんもそうだ、あれだけの言葉を、最も憎んでいたホームレスに言われたのに、何もしないで帰りやがった、ち、俺の計画に気付いたのか。」
と独り言を呟いたが、あのおっさんは腰抜けなだけだな、と自分の推理を否定した。すると、あのホームレスも腰抜けだ。そうだ、腰抜け達は何も出来ない。自分と違って腰抜けだから、命令も実行できず、誰かを殺す事も出来ないのだと考えた。なるほど、最初のおばさんの時のように白い粉が奴らには必要だなと、明子の事件を昔見た映画を思い出すかのように、自分の輝かしい計画の記憶を辿った。もう腰抜けには任せておけない、自分が、完璧で、優雅で、度胸のある自分が動かなくてはセカイは変わらない。
と独り言を呟いたが、あのおっさんは腰抜けなだけだな、と自分の推理を否定した。すると、あのホームレスも腰抜けだ。そうだ、腰抜け達は何も出来ない。自分と違って腰抜けだから、命令も実行できず、誰かを殺す事も出来ないのだと考えた。なるほど、最初のおばさんの時のように白い粉が奴らには必要だなと、明子の事件を昔見た映画を思い出すかのように、自分の輝かしい計画の記憶を辿った。もう腰抜けには任せておけない、自分が、完璧で、優雅で、度胸のある自分が動かなくてはセカイは変わらない。