世界の説明書
変化
彼はある場所に向かっていた、最近は専らそこで夜を明かしていた。老朽化が原因で封鎖された地下鉄のトンネル内にある、もう使われなくなった地下鉄工事時代の仮設従業員用休憩所だ。ここには自由がある。なんでも出来る、何でも許される。放尿しようが、射精をしようがだ。自分はどうしてしまったのか。もう戻れなくなってしまった。今まで誰もが彼を無視していた。それがたった一本の包丁でセカイは変わった。いつも公園で彼の横を通る時に息を止める女子高生達。それがあんなに脆く、かわいそうに。本当に、あの友達にも悪い事をしたな。ただ、色々とよく分からなくなってしまった。しょうがないんだ。
もう、しょうがないんだ。 しょうがないんだよ。
もうすぐ終わる。だからもう少しまっててね。
彼の憂鬱な気持ちを、思い出のぬくもりが包み始めた矢先に、彼の視線に黒いものが写った。
穴倉で隠れていても狩は出来る。ただ、獲物が迷い込むのを待っているだけで、飯が食
える。
なぜなら、その獲物は、そこで、それに、食される為に生まれてきたからだ。
宇宙に、異変を起こす方法。それは、ただ、穴倉で屁をこいていればいいだけだ。
それによりセカイは変わる。
彼はある場所に向かっていた、最近は専らそこで夜を明かしていた。老朽化が原因で封鎖された地下鉄のトンネル内にある、もう使われなくなった地下鉄工事時代の仮設従業員用休憩所だ。ここには自由がある。なんでも出来る、何でも許される。放尿しようが、射精をしようがだ。自分はどうしてしまったのか。もう戻れなくなってしまった。今まで誰もが彼を無視していた。それがたった一本の包丁でセカイは変わった。いつも公園で彼の横を通る時に息を止める女子高生達。それがあんなに脆く、かわいそうに。本当に、あの友達にも悪い事をしたな。ただ、色々とよく分からなくなってしまった。しょうがないんだ。
もう、しょうがないんだ。 しょうがないんだよ。
もうすぐ終わる。だからもう少しまっててね。
彼の憂鬱な気持ちを、思い出のぬくもりが包み始めた矢先に、彼の視線に黒いものが写った。
穴倉で隠れていても狩は出来る。ただ、獲物が迷い込むのを待っているだけで、飯が食
える。
なぜなら、その獲物は、そこで、それに、食される為に生まれてきたからだ。
宇宙に、異変を起こす方法。それは、ただ、穴倉で屁をこいていればいいだけだ。
それによりセカイは変わる。