世界の説明書
それから数時間後、二郎は名子と共に公演近くの交番に行き、この子の母親が公園のトイレに入ったきり出てこない事、目が不自由な男がトイレに居た事などを話した。話を聞いた警察が公園の公衆トイレに入ってみると。下半身をあらわにし、顔をぐちゃぐちゃにつぶされた女性の死体と、その脇で天国に上り詰めたような死に顔のホームレスが注射器を男性器にさしたまま横たわっていた。二郎は壁に着いていた被害者の血を指ですくってペロリと舐めた。