世界の説明書
「パパ、もう泣かないで、パパはママが死んでも私を悲しませたくなかったから、一度も私の前で泣かなかった。泣いていたかも知れないけど、私には見えなかったし、私に見せなかった。パパ、ありがとう。でもね、パパが無理してパパじゃなくなっちゃたら私はそれが一番悲しい。私は頼りにならないかもしれない。ママみたいにパパのご飯を作ったりできない。でも、私にはパパしかいない。パパが元気なくなったら、私はどうしたらいいのか分からないよ。お願い、パパ、私の事を嫌いにならないで、ママが死んだ時も、何も出来なかった私だけど、パパが困った時はは絶対に助けるから。パパの為に一日でも早く一人で生きていけるようになるから。目が見えないなんてどうでも良いくらいにしっかりするから。」