甘い記憶

親友

−宮内 杏菜−

桜の親友。
小学校,中学校と,いつも一緒だった仲間だ。
とても明るく制服も可愛く工夫してある。メイクもおてのものだ。

「はぁ〜私さぁ,遅刻する桜がうらやましい☆」

「へ!?…なんで??…みんなに注目され…」

「そこがうらやましいの!!」

杏菜がかぶせて言ってきた。

「そこ…?」

「うん!私,注目されたいの!☆」

杏菜が目を光らせて言ってきた。

「杏菜は十分目立ってるじゃん…」

「もっと目立ちたい!!」

「…えぇ〜…私とは正反対だね。杏菜は。」

「え?なんで??」

「私…目立つの嫌いだからさ。」

「そっかぁ〜私は目立つの好きぃ☆」

「そうだろうね…」

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