*Hug Me*
しばらく来た道を歩いていたら
自分のお腹がなった。
『お腹へった~...
そういえば今日なんにも食べてない。』
学校帰って来てすぐ男の部屋に
行ったから結局何も口にしてない。
どこかにコンビニとかないかなぁ~、
なんて思っていると都合よく
歩いていた道にコンビニがあった。
あまり道を覚えてなかったからか
コンビニがあるなんてまったく
知らなかった。
少し小走りで向かうと男の声が
最初に耳に入った。
よくある不良がコンビニの前で
たまっているというあれ。
見るからに不良って感じ?
髪の毛、茶髪やら金髪なら
いろいろだし
見ただけでもざっと5、6人は居るし
バイク乗ってるやつも居るし。
あぁいう連中が1番嫌い。
こんな夜遅くに近所迷惑だっつ―のっ。
私は心の中でグチりながら
彼らがいるコンビニに向かう。