星のケーキ
「あっ!湖だよ。ロコちゃん、なんてひさしぶりなんだろう」と言うなり、シカは待ちきれなくなりかけだしました。ロコもいそいで追いかけます。
そこには大きな湖がありました。
シカは水をおいしそうにのむと、ロコに聞きました「ところで、森をひとりであるいているのはどうしてなの?ぼくにおてつだいできることはない?」
ロコは願いをかなえてくれる木に会いに行くこと、兄さんのペッカのたんじょうびのことや、ケーキに星をのせたらもっとすばらしいケーキになって、
ペッカ兄さんもよろこぶだろうということを話してきかせました。
シカは目をキラキラさせてうなずき、湖のまん中をつのでさすと
「願をかなえてくれる木は、あの島にいるよ」とおしえてくれました。
そしてロコを背中にのせると湖をわたりはじめました。
水はどこまでもすきとおり、底の草やおよぐ魚たちがすべて見えました。
ロコは夢をみているようでした。
「さあ、つきました。ここからさきはひとりでおいきなさい」
そこには大きな湖がありました。
シカは水をおいしそうにのむと、ロコに聞きました「ところで、森をひとりであるいているのはどうしてなの?ぼくにおてつだいできることはない?」
ロコは願いをかなえてくれる木に会いに行くこと、兄さんのペッカのたんじょうびのことや、ケーキに星をのせたらもっとすばらしいケーキになって、
ペッカ兄さんもよろこぶだろうということを話してきかせました。
シカは目をキラキラさせてうなずき、湖のまん中をつのでさすと
「願をかなえてくれる木は、あの島にいるよ」とおしえてくれました。
そしてロコを背中にのせると湖をわたりはじめました。
水はどこまでもすきとおり、底の草やおよぐ魚たちがすべて見えました。
ロコは夢をみているようでした。
「さあ、つきました。ここからさきはひとりでおいきなさい」