逆ハーレム☆意地悪王子と訳あり姫
「葉月季智…。」
不意に名前を呼ばれた。
振り返ると、
そこには金髪でピアスもして、制服もあり得ないほど改造してある
いかにも“不良”の男がたっていた。
「俺…に何か用??」
実は俺はこういうタイプは苦手だったりする。
だからできるだけ、早く済ませたかった。
「…………ちょっと話あんだけど。」
「はぁ……。」
いやいや、それくらいは分かりますから。
「あんさぁ、これから遊ばね??」
「………………………はぃ??」
不良からは何とも予想外な言葉が飛び出した。
遊ばね??って…お前、
俺…お前と会ったの初めてだし、名前すら知らないんですけど………。
「あ、悪りぃ。
俺は隣のクラスの楮本 青樹。
こう見えても成績常に上位。」
青樹って…ちょっと名字みたいな名前だな…。
って…そんなことより、自己紹介されたけどさ…
「いや…。あのさ、遊ばねって…」
「あぁ。それ??
柊の野郎共が気に入るなんてどんなやつかと思ってな。」
それだけかよっ!
不良は苦手だし…断るか。