逆ハーレム☆意地悪王子と訳あり姫


「葉月季智…。」


不意に名前を呼ばれた。

振り返ると、
そこには金髪でピアスもして、制服もあり得ないほど改造してある
いかにも“不良”の男がたっていた。


「俺…に何か用??」


実は俺はこういうタイプは苦手だったりする。

だからできるだけ、早く済ませたかった。


「…………ちょっと話あんだけど。」


「はぁ……。」


いやいや、それくらいは分かりますから。


「あんさぁ、これから遊ばね??」


「………………………はぃ??」


不良からは何とも予想外な言葉が飛び出した。

遊ばね??って…お前、
俺…お前と会ったの初めてだし、名前すら知らないんですけど………。


「あ、悪りぃ。
俺は隣のクラスの楮本 青樹。
こう見えても成績常に上位。」


青樹って…ちょっと名字みたいな名前だな…。

って…そんなことより、自己紹介されたけどさ…


「いや…。あのさ、遊ばねって…」


「あぁ。それ??
柊の野郎共が気に入るなんてどんなやつかと思ってな。」


それだけかよっ!
不良は苦手だし…断るか。



< 49 / 188 >

この作品をシェア

pagetop