逆ハーレム☆意地悪王子と訳あり姫



女に人気があれば問題なかったんだ…。ハァ~…。


透「季智、話があるんだ。」


何故か、他の子には敬語を使うのに私には使ってくれない。

差別だぁ!!!


「なんですか~…??」


半分面倒くさそうに答えた。
透センパイは、一瞬ムッとした顔をしたが直ぐに笑顔に戻った。


透「ここだと、面倒だし…理事室で話すか。
お前らもこいよ。」


柊『わかった(~!)。』


「了解です…。」


透センパイを先頭に、理事室までゆっくり歩く。

実はもう今からは帰宅時間。

普通ならみんなはこれからの夏休みに向けて速く帰るが、俺達は理事室で――――


透「じゃあ、夏休みの予定な!東京への企画。」


は…………??


狭「やっぱ明日から行くか??」


倖「荷物も今日まとめて、明日の朝うちの車で出発!」


雲「だいたい10日でいいよね~!」


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