イケメン霊能少年の憂鬱
その様子があまりにかわいくって、
オレはもっとナツを好きになりそうになる。


「ああ、そういう感じがしたんだけど……」


――あれは、確かにあの洞穴の中で消し去ったよ


オレは、それがナツに対してできた
ただ1つのことだと確信した。


「まぁ、わからないほうがいいこともあるよ」


ナツは、ちょっと不安そうにオレを見てる。


「ナツ……」
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