きみとベッドで【完結】
俺にはシキがいる。
彼女に浅倉を重ねていたことは事実だが、
秘密の多いシキに、どんどん惹かれている自分がいるのも事実。
あの美しい体は、見えない傷だらけなんじゃないかと、感じることがある。
彼女はなにか、俺の想像もつかないような重たいものを
あの細い体で抱えているんじゃないかと、感じることがある。
守ってやりたいと強く思うのは、
男として不思議なことじゃない。
俺は男として
あの野良猫に惹かれている。
浅倉の視線を背中に感じながら、
無性に、シキに会いと思った。