きみとベッドで【完結】
その日の夜。
俺はずいぶん激しくシキを抱いた。
乱暴なぐらいに強く。
それでもシキは俺を拒まず、俺を受け入れ、
そしてどこか、うれしそうでもあった。
「星次さん……なにかあったの?」
彼女が声を出せるようになるまで、かなり時間がかかった。
俺も力尽きたように、ただシキを片腕に抱いて荒い息を繰り返していたが。
「いつもと、ちがった」
「……イヤだったか?」
「ううん。イヤじゃなかった」
「そうか」
少しほっとして、彼女の柔らかい髪をなでる。
「体、どっかつらくないか?」
「ふ……やっぱり変」
呟いて、シキは本当に猫のように、
俺の腕からするりと抜け出した。