危険な誘惑にくちづけを
言い返されて、言葉がでない佐倉君に。
紫音は、ふふん、と鼻で笑った。
「確かに、ホストのワザは、使ったな。
店番をしている不機嫌そうなオバさまたちを、笑わせてみた」
そしたら、この通りだ、とバックをポンと叩く。
「本当にモテるヤツの基本は、まず、会話から、だな」
か……カッコ良い~~
さすが、紫音よね!
片目をつむって見せる紫音に、佐倉君は、悔しそうに黙り。
わたしは、ばっちり惚れ直しちゃった。
紫音、やっぱり大好き。
だけども。
やっぱり。
カッコいい♪
と思うのは、わたし、だけじゃないよね?
見れば、隣で水島も。
目をうるうるしている。
やーん。
わたし、水島と紫音の取り合いっこなんて、したくないよぅ。
万が一の場合は、絶対譲らないけどねっ!
ドキドキ心配な、わたしのココロを知ってか知らずか。
紫音は、にや、と佐倉君に笑って手際良く料理の下ごしらえを始めた。
「……それと。
誰にも負けねぇ『使える』特技。
結構、重要だぜ?」
紫音は、ふふん、と鼻で笑った。
「確かに、ホストのワザは、使ったな。
店番をしている不機嫌そうなオバさまたちを、笑わせてみた」
そしたら、この通りだ、とバックをポンと叩く。
「本当にモテるヤツの基本は、まず、会話から、だな」
か……カッコ良い~~
さすが、紫音よね!
片目をつむって見せる紫音に、佐倉君は、悔しそうに黙り。
わたしは、ばっちり惚れ直しちゃった。
紫音、やっぱり大好き。
だけども。
やっぱり。
カッコいい♪
と思うのは、わたし、だけじゃないよね?
見れば、隣で水島も。
目をうるうるしている。
やーん。
わたし、水島と紫音の取り合いっこなんて、したくないよぅ。
万が一の場合は、絶対譲らないけどねっ!
ドキドキ心配な、わたしのココロを知ってか知らずか。
紫音は、にや、と佐倉君に笑って手際良く料理の下ごしらえを始めた。
「……それと。
誰にも負けねぇ『使える』特技。
結構、重要だぜ?」