また、ここから
母「実は1年前、事故にあったの」

裕「え…」

母「鉄筋の下敷きになって、頭を強くうった」

裕「なんで教えてくれなかったんですか!!!!」

母「海外だから連絡がとれないやろ…やからあきらめたんよ、あたしもどうせ忘れてる思うて」

裕「なんで、なんでなんですか!!」

母「あの子記憶がないの…」

美奈のお母さんは泣きながら話した

話を聞いたあと

俺はもう一度美奈と話すことにした

お母さんがゆーには話したら記憶は取り戻せるかもしれへん

それを信じてみた

美奈「…」

裕「美奈ちゃん…僕は田崎裕、君の彼氏、3年前画家になるためにアメリカにいった、そして今日ここに帰ってきたんよ」

美奈「…」

美奈はコクリとうなずいた
裕「俺のことわからんと思うけど、美奈ちゃんの彼氏ってことは確かやから」

美奈「彼氏…いた」

裕「え…」

美奈「なんか覚えてる気がする…」

裕「え…」

美奈「けどまだわからない…」

裕「無理せんで…また、ここから始めればえぇんやから」

美奈「始める?」

裕「おん、俺の恋」

美奈「うん…」

裕「もっかい言う」

美奈「…?」

裕「好きやで、美奈」

俺は美奈に告白したときと同じように言った
< 2 / 3 >

この作品をシェア

pagetop