★俺様主人とパシリちゃん☆


ナナが俺にかけた紅茶をおいた



少しだけ……見ていたい



頭を撫でる



「…ごめんな……」



「ん……」



起きるとヤバいから、保健室を出た



愛依から電話が毎時間かかってくる



『あたしのこと、好き?』



「あぁ」



好きって言葉は使わない



ナナが好きだ



守らないと、





次の日



「!!きゃ!」



後ろでナナの声……



振り向いた



大量の紙が散らばっていた



俺の足元にも…数枚



ナナは黙々と紙を集める



「…ナナ、」



感情をセーブさせる



ナナは顔をあげる



俺が紙を渡すと悲しげな声で、



ありがとう



と、言った



ナナの頭を撫でる



……好きが溢れでてしまいそう



俺はその場から立ち去った





++++++++++++++++++++



今日も、またアイさんに呼び出された



暴力は痛くて辛い



気分が悪い



食欲がない






そんな日が、一週間以上続いた



ろくに食べ物を欲しがらない身体



痩せた……



今日も、また呼び出された



「楽になりたくないの?」



「………」



「死ねばいいのに」



死ぬ?



そう言うと、アイさんは携帯で電話をし始めた



「庵~~??」



……庵くん…?



「あたしのこと、好き?」



『あぁ』



…………



心が壊れた



庵くんを諦められないから…



シネバ、イイノ……?



精神的にもかなり弱っていた私



フラフラと歩き出した



シネバイイノ?


シヌ?



身体には数えられないほどのキズ



気分が悪い



何もいらない


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