理想の結婚【2】
玄関のドアを開けて中に入り、
高橋をベッドに寝かせた。


「大丈夫か!?」


「ハハッ!!大丈夫れす!!」


思いっきり酔っとうやないか(汗)


「先輩!!」


そう言って俺のYシャツの袖を掴み、
無邪気に笑う。


かわいい・・・


抱きしめたい・・・


これ以上見つめられると止まらない。


俺は高橋から目をそらした。




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