一瞬のきらめき。
卒業アルバムの写真を撮る日、朝のHRで担任教師が言っていた。
「みんないい顔しろよー!アルバムは思い出に残るからなぁ。歳取っていくほど見ると懐かしくて、昔の思いとか鮮明に思い出せるからなぁ。」
何気ない担任教師の言葉が写真が苦手な私の心に響いた。
私は今度こそいい写真で映りたいと思った。
卒業式の日、校歌やお別れの歌が終わって教室に戻った私は思い出に浸り、目が熱くなりながら卒業アルバムが渡されるのを待った。
名前を順番に呼ばれて、楽しみにしていたアルバムを受け取る順番が私の番になった。
……が、アルバムを開いた私は予想外の自分の顔に愕然とした。
誰だよこの上目づかいで企んでるようにニヤっと笑ってる奴は!
薄気味悪いわ!
直前まで流れそうになってた涙なんかひっこんだ。
「ねぇくるみ!くるみってば!ちょっと聞いてる?」
写真を撮り終わって私たちは学校に向かう時間だ。
「髪型変じゃないよね?このシュシュ昨日買ったんだけど花柄似合ってる??」
ラメ入りの光るピンクの手鏡を見て髪を直しながらまなみが聞いてくる。
「みんないい顔しろよー!アルバムは思い出に残るからなぁ。歳取っていくほど見ると懐かしくて、昔の思いとか鮮明に思い出せるからなぁ。」
何気ない担任教師の言葉が写真が苦手な私の心に響いた。
私は今度こそいい写真で映りたいと思った。
卒業式の日、校歌やお別れの歌が終わって教室に戻った私は思い出に浸り、目が熱くなりながら卒業アルバムが渡されるのを待った。
名前を順番に呼ばれて、楽しみにしていたアルバムを受け取る順番が私の番になった。
……が、アルバムを開いた私は予想外の自分の顔に愕然とした。
誰だよこの上目づかいで企んでるようにニヤっと笑ってる奴は!
薄気味悪いわ!
直前まで流れそうになってた涙なんかひっこんだ。
「ねぇくるみ!くるみってば!ちょっと聞いてる?」
写真を撮り終わって私たちは学校に向かう時間だ。
「髪型変じゃないよね?このシュシュ昨日買ったんだけど花柄似合ってる??」
ラメ入りの光るピンクの手鏡を見て髪を直しながらまなみが聞いてくる。