一瞬のきらめき。

優しさ。

次の日の朝。






目が覚めて私はベッドに寝たまま昨日の出来事を思い出していた。







私…町田くんとつきあうことになったんだよね……。








なんか急すぎて実感がわかないなぁ。







これから毎日楽しくなるかなっ。







ベッドから起きて朝の準備を始めた。







黒い肩くらいまである髪を星柄の青いシュシュで結ぶ。







ワイシャツを着てスカート履いて、いつものように少しスカートを内側に折って短くした。







町田くん短いほうが喜ぶかな。







少し考えてもう一回折ってみた。








黒いカーディガンを羽織って鏡をもう一度確認する。







「私も少し化粧したほうがいいかなー。」






まだあんまりおしゃれ心がわかない私は化粧することもなく学校へ通っていた。






化粧した自分を想像すると気持ち悪くて。







でも、少しは変わらないとねっ。







イヤホンを耳につけカバンを持って外に出た。







私の朝の定番はメロコアのバンドの曲を聴きながらテンション高くして学校に向かう。




そしていつも同じコンビニに寄る。
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