一瞬のきらめき。
…私は初めて話す町田くんに少しドキドキしていた。







他の男の子と比べたら、意識して話せなかったのかもしれない。







さっきまで勢いよく降っていた雨がやみかけて、遠くの空が少し夕焼けで赤くなっているのが見えた。








「立花さん、俺とつきあってみない?」









穏やかな町田くんの声が耳元で響いた……。








私と町田くんが…?








……恋人。








そりゃぁ私も女だし、恋愛に興味がないって言ったらウソになる。








それもいいな。







私の理想のような男の子。







断る理由が見当たらない。








つきあってみたいかも………町田くんと…。








まだ私が知らない世界が待っている気がした……。








翔の顔が頭の隅で笑っていたけど、見なかったことにした。







これで……いいんだよ…。








優しく淡いサーモンピンクに染まった空を見上げた。








「…うん……。」







私は前向きに町田くんとのことを考えてみた。






私たちはつきあうことになった。
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