執事の名のもとに






「あーい。」



中から声が聞こえるとドアを開けた。 



「おーお前か、スーパー新人は?」



そう言ってきたのはたぶん神崎敦。 



見た目はイケメンだろう。 



背は高く、顔も整っていてなんていったってこの明るさ。 



たぶん誰とでも仲良くなるタイプだろう。 



「はじめまして、中原晴馬です。どうぞよろしく。」



挨拶をすると神崎敦は立ち上がって手を差し出した。 



「俺、神崎敦。よろしくな晴馬。」



人懐っこいその笑顔は落ち着くような気持ちになる。 




< 12 / 419 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop