執事の名のもとに

企み2







そして、とうとう海琉のお別れ会がやってきた。



それはメイドクラスの人も招いての大きなパーティーになった。



敦は結局何も教えてくれなかった。



「晴馬用意出来てる?」



一応正装ということで俺も敦もタキシード。



まあ敦はKINGだから白だけど。



「…そろそろなんだよな。」



「そろそろ?」



誰か来るのか…?



その時部屋がノックされた。








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