あたしのパーフェクト★BOY
アーサーの手があたしの手を包み込むように触れてきて、ビックリして見る。



手が抜けないくらい握られて言葉が出ない。



「アーサー 手を離せ」



背後から玲央の声がして結衣は振り返った。



「玲央っ」



玲央の顔を見て安心した表情になった結衣だった。



そんな結衣の顔を見て玲央は放っておいてすまない気持ちになった。



玲央の出現にアーサーは慌てて結衣から手を離した。



「や、やあ、レオ お帰り」



慌てて取り繕うようにアーサーが言う。




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