星屑
元々あまり学校に顔を出さないヒロトは良いとして、勇介までも、あの日以来学校で姿を見掛けることはなくなった。
だからそれが、まるでどちらにも避けられているような気になる。
なんて、自意識過剰も良いとこだけど。
「ねぇ、聞いてよー!」
キャピった沙雪は声を潜めてあたし達に笑顔を零す。
樹里は頬杖をついて視線だけを上げ、「どした?」と聞いた。
「さゆねー、大地と初エッチしちゃいましたー!」
自分で言っといて、きゃー、と言う彼女に、若干呆れ気味のあたし。
何だそんなことか、と樹里はため息を吐き出し、そのテンションの違いに思わず困惑してしまう。
「じゃあ、あたしも報告。」
そう言った彼女は、再び視線を窓の外へと投げた。
「別れたから。」
「…へ?」
「だから、あたしツカサと別れたの。」
何も知らなかった沙雪は目を丸くする。
結局そうなったのか、とあたしはこめかみを押さえた。
樹里の心を占めてるのが誰なのか、なんてことを今更聞く気はないが、世の中なんて上手くいかないように出来ているのかもしれない。
「これってさゆのこと祝うの優先?
それとも樹里の慰め会開くべき?」
少し笑いながら言ってみれば、ふたりは困ったような顔をした。
空も、あたしの心も、やっぱり今日も晴れ渡ることはないらしい。
だからそれが、まるでどちらにも避けられているような気になる。
なんて、自意識過剰も良いとこだけど。
「ねぇ、聞いてよー!」
キャピった沙雪は声を潜めてあたし達に笑顔を零す。
樹里は頬杖をついて視線だけを上げ、「どした?」と聞いた。
「さゆねー、大地と初エッチしちゃいましたー!」
自分で言っといて、きゃー、と言う彼女に、若干呆れ気味のあたし。
何だそんなことか、と樹里はため息を吐き出し、そのテンションの違いに思わず困惑してしまう。
「じゃあ、あたしも報告。」
そう言った彼女は、再び視線を窓の外へと投げた。
「別れたから。」
「…へ?」
「だから、あたしツカサと別れたの。」
何も知らなかった沙雪は目を丸くする。
結局そうなったのか、とあたしはこめかみを押さえた。
樹里の心を占めてるのが誰なのか、なんてことを今更聞く気はないが、世の中なんて上手くいかないように出来ているのかもしれない。
「これってさゆのこと祝うの優先?
それとも樹里の慰め会開くべき?」
少し笑いながら言ってみれば、ふたりは困ったような顔をした。
空も、あたしの心も、やっぱり今日も晴れ渡ることはないらしい。