星屑
結局、そのまま勇介に家まで送ってもらった。
うちのマンションの下に着いた頃には、さすがに辺りも真っ暗だ。
「…今日、ホントごめん。」
「良いって。」
単車にまたがったまま、彼は笑う。
「じゃあ、また明日。」
それじゃあね、の言葉を残し、あたし達はそれぞれの方へと別れた。
エントランスを抜けてエレベーターに乗り、6階に我が家がある。
足早に家に入り、おかえりと言うママを無視で自室に逃げ込んだ。
取り出したのは手鏡で、改めて確認した首元には、未だ赤い痕がくっきりと残ったまま。
どうしたものかと、長いため息を吐き出した。
やっぱり制服で隠れるかどうかのギリギリの場所だし、だからって絆創膏を貼って誤魔化せると思ってるほど子供でもない。
勇介と早退したのはバレてるし、だからこそ、樹里や沙雪に対する言い訳すらも思い浮かばないのだ。
「随分お早いご帰宅ね。」
わっ、と驚いてみれば、ドアに背を預けるように腕を組み、口元を上げたママの姿。
珍しく連絡もなしに遅く帰ってしまった以上、曖昧にしか笑えない。
でも、どうにか首元のそれがバレないようにと振る舞うのだが、やはり挙動不審になってしまったようで、彼女の無言の視線が突き刺さる。
うちのマンションの下に着いた頃には、さすがに辺りも真っ暗だ。
「…今日、ホントごめん。」
「良いって。」
単車にまたがったまま、彼は笑う。
「じゃあ、また明日。」
それじゃあね、の言葉を残し、あたし達はそれぞれの方へと別れた。
エントランスを抜けてエレベーターに乗り、6階に我が家がある。
足早に家に入り、おかえりと言うママを無視で自室に逃げ込んだ。
取り出したのは手鏡で、改めて確認した首元には、未だ赤い痕がくっきりと残ったまま。
どうしたものかと、長いため息を吐き出した。
やっぱり制服で隠れるかどうかのギリギリの場所だし、だからって絆創膏を貼って誤魔化せると思ってるほど子供でもない。
勇介と早退したのはバレてるし、だからこそ、樹里や沙雪に対する言い訳すらも思い浮かばないのだ。
「随分お早いご帰宅ね。」
わっ、と驚いてみれば、ドアに背を預けるように腕を組み、口元を上げたママの姿。
珍しく連絡もなしに遅く帰ってしまった以上、曖昧にしか笑えない。
でも、どうにか首元のそれがバレないようにと振る舞うのだが、やはり挙動不審になってしまったようで、彼女の無言の視線が突き刺さる。