君の声

目覚め



そして二人が事故に合ってから3日が経った日

由衣はやっと医師から許しをえて立夏の特別室に行くことが出来た


 (…立夏さんのご両親もいるよね…)

 「由衣様?」


毎日付き添ってくれている律子が心配そうに由衣の顔を覗き込む


まだ顔色が悪い

本当ならまだ寝かせていたい

でも立夏の様子を一目でいいから見たいと懇願された律子


 「ぁ…」

 「大丈夫ですか?」

 「ぅん…」


律子は村田から龍郎も里香子も由衣を婚約者として認めていると聞いていた


娘の鈴にも話すと飛び上がるように喜んだ


由衣自身はまだ知らない




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