風鈴



(このまま、時間が止まってしまえばいいのに―)



さっき石段から立ち上がるときに差し出された手は、すぐに離してしまった。



でも今度は、もう―



離したくない。







そしてふたりは、神社の裏口、石段のある場所に着いた。




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